青年海外協力隊員から見たグアテマラレポート Vol.4 グアテマラの「死者の日」

いつも素敵なグアテマラ情報をくださる丸山さんのレポート第四回目
今回はラテンアメリカのちょっと変わった祭典、「死者の日」について!

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少し日が経ってしまいましたが、
今回は、「死者の日」について。

死者の日は11月1日。

この日は先祖のお墓まいりに行きます。

といっても、日本のお墓まいりとは異なり、ちょっとしたピクニックやお祭みたいな感じです。

グアテマラ 墓地の風景①
グアテマラ 墓地の風景①
グアテマラ 墓地の風景②
グアテマラ 墓地の風景②

 

グアテマラ 墓地の風景③
グアテマラ 墓地の風景③

 

この時期になると、風が吹くので子どもたちが街角で凧あげをし始めます。

グアテマラ 舞い上がる凧
グアテマラ 舞い上がる凧

そして、この日は特別。
いくつかの町で、「大凧祭り」が開催されるのです。

大凧といっても、規模が違います。
10m以上の凧もチラホラ。

グアテマラ 大凧①
グアテマラ 大凧①
グアテマラ 大凧②
グアテマラ 大凧②
グアテマラ 大凧③
グアテマラ 大凧③
グアテマラ 大凧④
グアテマラ 大凧④

 

大凧祭りで有名なサンティアゴ・サカテペケス、スムパンゴなどは、
その日はお祭りのようになります。

大凧祭り サンティアゴの道
大凧祭り サンティアゴの道

 

また、サント・ドミンゴ・シェナコフ、サンタマリア・カウケなども
田舎町の穏やかな死者の日と大凧が楽しめます。

 

たいていこの日は穏やかに晴れることが多くて、
空の青と、お墓参りに持ってこられた色とりどりの花、
ピクニックする家族、走り回る子どもたちが見られます。

当初はお墓の上も気にせず走り回る子供たちに驚いたけれど、
みんなが楽しんでいる幸せなオーラが広がっていて
ご先祖さんも嬉しいんじゃないかな、と思うようになりました。

死者の日 お墓での凧上げ①
死者の日 お墓での凧上げ①
死者の日 お墓での凧上げ②
死者の日 お墓での凧上げ②
死者の日 お墓での凧上げ③
死者の日 お墓での凧上げ③

 

昨年、私も14mの大凧作りに参加させてもらいました。

若者たちはお祭りの3カ月も前から毎日夕方~夜に作業し始めているとのこと。

あまり「コツコツ努力」というイメージのないグアテマラ人が
セマナ・サンタ(聖週間)のアルフォンブラ(花などで作る絨毯)や大凧祭りの際は
人が変わったように黙々と作業をしたりします。

ひたすら色紙を切って、貼って・・・の繰り返し。
正直、メチャメチャハードです。そして、季節柄、寒い。
私はお祭りの前日からの参加で徹夜作業を一緒にやったのですが
時間が経つにつれて若者たちが私を「仲間」と認めてくれて
食べ物を分けてくれたり、一緒に暖をとったりするようになりました。

1つの大きなものをみんなで協力して作り上げる楽しさを
久しぶりに感じたような気がした2日間でした。

 

死者の日 凧作り①
死者の日 凧作り①
死者の日 凧作り②
死者の日 凧作り②

 

凧のデザインには
グアテマラの生活だったり、文化だったり、
自然だったり、マヤ遺跡などが見られて興味深いです。

死者の日 凧の柄(教会)
死者の日 凧の柄(教会の絵の凧

 

死者の日 凧の柄(踊り)
死者の日 凧の柄(踊りの様子を描いた凧

 

死者の日 凧の柄(ティカル)
死者の日 凧の柄(ティカル遺跡を描いた凧)

 

死者の日 凧の柄(アティトラン)
死者の日 凧の柄(アティトラン湖を描いた凧

(※アティトラン湖はグアテマラにあるカルデラ湖)

死者の日 凧の柄(サンフェリペ白)
死者の日 凧の柄(サン・フェリペ要塞を描いた凧

(※サン・フェリペ要塞はスペイン軍によって築かれた要塞)

 

深夜、紙を貼るだけでなく、ロープをねじって縄を作ったりもしていました。

死者の日 縄作り
死者の日 縄づくりの様子

 

当日は朝から骨組みづくりと組み立てを行います。

死者の日 当日の教会と骨組み
死者の日 当日の教会と骨組み

 

死者の日 凧の骨組み
死者の日 凧の骨組み

 

死者の日 凧の柱たて
死者の日 凧の柱たて

 

死者の日 一緒に凧を作ったメンバー達と
死者の日 一緒に凧を作ったメンバー達と

 

また、同じ日にトドス・サントス・クチュマタンでは

村の郊外を馬で疾走する競馬レースも開かれます。

100mくらいを疾走する馬たちを間近で見る迫力はもちろん、
お酒を飲んだよっぱらいの民族衣装をまとった男性たちの姿も見ものです。

落馬しても、審判らしき人に棄権するように言われても、
それでも走りたいのだと馬にしがみつく。
そんな「酔っ払いの競馬レース」があります。

グアテマラではこのような変わったお祭りの他、
ほぼ全ての町で、その町の守り神にちなんだお祭りが年に1回開催されています。

これからグアテマラに行く人や
グアテマラの先生にスペイン語のレッスンを習っている人は、
相手に出身地のお祭りについて尋ねてみても面白いかもしれませんね。

 

すべての体験が鮮やか!青年海外協力隊員から見たグアテマラレポート Vol.1

青年海外協力隊員から見たグアテマラレポート Vol.2 グアテマラ概要

青年海外協力隊員から見たグアテマラレポート Vol.3 グアテマラの織物について

 


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3 コメント

  1. 詳しい説明でよくわかりました。
    今年行こうと思っていますのでネットで探していました。
    心配なのがトイレがあるのか?食事するお店があるのか知りたいのですが、良かったら教えてくださればありがたいです。

    • 記事を書いた丸山@コスタリカです。返信が遅くなってしまいゴメンナサイ。

      どちらに行かれる予定でしょうか?
      サンティアゴ・サカテペケス、スムパンゴは通りに出店もたくさんでるので、食べ歩きが可能です。地元の食堂もひらいていると思います。また、死者の日の名物料理をその日だけ食堂のように解放する民家もあるので、そういうところで食べるのもオススメです。トイレは・・・当日、「トイレ貸します」って札を掲げる民家がいくつか出てくるかと思うので大丈夫です。もしトイレが見つからなくても、少しお金を払えば一般の民家でも貸してくれると思います。

      トドスサントスクチュマタンは遠いのとお祭りの日は公共バスがなくなるかと思うので、移動手段がない限りは日帰りは難しいかと思います。宿もすぐいっぱいになるので、早めの予約をオススメします。こちらも田舎町ですが、広場には屋台も出ますし一般の食堂もあったはずなので食事には困らないかと思います。こちらもトイレで困った記憶はないので・・・、公共トイレ、民家が貸してくれるトイレでどうにかなるかと思います。

      もし不足している点などがありましたらコメントください。

      ぜひ、楽しんできてくださいね。感想などを載せていただけたら嬉しいです!

  2. 丸山様
    詳しい説明ありがとうございました。
    たくさんの人が集まるのにトイレがないわけないと思いながら心配でした。
    よくご存知の方から伺って安心しました。

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