【通訳案内士スペイン語試験合格した伊藤大輔さんへのインタビュー②】通訳案内士試験の対策

みなさんこんにちは。スパニッシモの吉澤です。

2019年末、通訳案内士スペイン語の2次試験があり、スパニッシモで学習しておりました伊藤大輔さんが見事試験を合格し、晴れて通訳案内士として活動ができるようになりました。

合格したという大変嬉しいご報告を受け、弊社では伊藤大輔さんにインタビューをさせていただきました。

こちらインタビュー記事では、通訳案内士試験の合格に至るまでの伊藤さんのお気持ちやスペイン語の学習方法などをお聞きし、3つの記事に分けて紹介しています。

 

第2回のこちらのインタビュー記事では、伊藤さんの通訳案内士試験の合格に至るまでの試験対策方法やスパニッシモの活用方法を紹介しております。

みなさまのご参考になる箇所もお多くあります!

 

*インタビュアー:吉澤
(質問などは赤字で記載しております。)

 

通訳案内士試験にむけたスペイン語の対策方法

通訳案内士 スペイン語試験を受験するにあたり、どのような勉強をされましたか?

通訳案内士の試験は一次試験と二次試験に分けられます。

一次試験は読解と作文が中心なんですね。
これは観光に偏っているとはいえ、一般的な単語などで済むような問題でしたのでそこまで難易度を感じません。

ただ二次試験で出るような内容は、すごく特徴がある問題傾向なんですよね。
なので、二次試験のための対策をしないといけないと思いました。

 

そうしましたら、やはり観光に偏っているとのことで、観光に関するスペイン語をしっかりと練習していく必要がありますね。

そうですね。二次試験については特にそうだったと思います。

一次試験は新聞の記事が結構出たりするので、Webなどで公開されている様々な国の新聞で、日本に関連する内容の記事を読み込むなどは、かなり有用かなと思います。

 

例えばグアテマラでも、日本に関係している情報で、日本の年号が令和へ変わったことや、新しい天皇が即位された、などといった記事が新聞で発表されていましたが、そういった内容が試験として出題されるのですか?

そうですね!まさに令和については出題されましたよ!

 

50分授業で10回のプレゼン練習!先生からの素朴な質問が気づきに繋がる。

そうだったんですね!先ほど二次試験のための対策をされていたとおっしゃっていましたが、具体的にはどのような練習をされていましたか?

練習に関して先生方とは、二次試験のプレゼンテーションのみを行っていました。

2次試験は二つあって、一つは試験官が言った内容を通訳するという試験で、二つ目はテーマに関してのプレゼンテーションです。

 

一つ目の試験ための練習は、スパニッシモの先生とは練習できないなと思いました。
例えば、先生たちは日本語が分からないので、日本語のこの文章を読んで下さいや、これを訳してくださいという出題はすることはできませんよね。

そのため、スパニッシモの先生たちとはプレゼンテーションの練習を行っていました。

練習は自分から1日10テーマを準備して、そのプレゼンをしました。
例えば、「今日はこのテーマについて2分ぐらい話します。文法のチェックと、あとは丁寧な表現やおもてなしとして、外国から観光で来る方々が、これをしたい!食べてみたい!と思えるような説明になっているか。語彙のレベルが適しているのかをチェックしてください。」とお願いして、毎回のプレゼンの時間を測ってもらいながら、練習として聞いてもらいました。

毎回プレゼンするテーマは自分で用意していましたね。

 

毎回2分程度のプレゼンを10テーマ準備するとなると、自己学習やレッスンの準備にかなり時間使われていたのではないでしょうか?

そうですね。去年とおととしで準備の仕方は違ったんですけれども、 前回の試験のときの準備は、自分の言いたいことを羅列して、系統立てて言っていませんでした。

それで落ちてしまいまして、そこで先生にも言われたのが、おそらくプレゼンテーションを伸ばす必要がある。系統立てて、しっかり説明をする必要があるんではないかと。
なので準備の段階でもちゃんとオチを作って、そのテーマを話すというのを心がけていました。そういった意味では労力がいりましたね。

また本番を想定をして、対策や準備を進めていく必要があるとも思いました。
本番ですと、プレゼンのお題を出されて、30秒考える時間があります。
こちらは構成を組む時間なので、練習でもレッスン前に30秒だけ時間をとってテーマの準備をしました。30秒でメモだけでパッと書いていく状態です。
なので1テーマに関しては30秒で準備はすることができましたね。

ただ、バックグラウンドの知識としての準備は膨大になります。
それが仕事にも繋がるんですけれども、 その準備と言うともう際限はないですよね。
バックグランドがなければテーマを膨らますこともできないですし。

 

本番を考えると30秒でパッと準備して練習をしていくことが大事ですね。その積み重ねが本番でも発揮されたんだと思います。
ご自身での勉強とスパニッシモのレッスンにて、特にこれが効果的だったなと思うものはどのような学習でしたか?

改めて試験対策をしてみると、スパニッシモや自己学習でも通じるんですけれども、やはり言えないスペイン語に出会ったり、発見がありますよね 。

例えば、きなこだんごというものがあったとすると、「きなこだんご?」 って思う自分がいるんですね。これは先生に聞くというよりは、自分で調べないといけない。

そういった意味で、日本で出会う「これって何て言うんだ?」という発見は四六時中ありました。

そういった意味での勉強、どんな言い方が最善なのだろうか、というものが多くありましたが、なかなかそういう日本の言葉に特化したスペイン語の本っていうものはありませんでした。なので自分で調べ、まとめていくしかなかったのかなと思います。

(きなこだんごはスペイン語でなんていうんでしょう。。。)

 

確かに「きなこだんご」ってなんて言うんでしょう。気になりますね。

そうなんです。そして調べた後にはスパニッシモの授業で、「きなこだんご」について説明するわけですよ。

説明を聞いてくれた先生からは、「そんなものがあるのか!で、それは美味しいの?」と聞かれるわけです。

そうしたらこれは説明に失敗したな、と気づかせてくれるんですね。
こういった気づきがスパニッシモの授業でありました。

これをお客さんが美味しいと思うようなプレゼンをしなければいけないんですよね。

(例えばの会話)

伊藤さん:きなこだんごっていうのがあるんだよ。

先生たち:それはどんなものなの?

伊藤さん:お団子というもちもちした米からできた一口サイズの食べ物で、それにきな粉が乗ってるんだよ。

先生たち:でもきな粉ってそれ豆の粉でしょ?それ美味しいの?

伊藤さん:でもちょっと砂糖があるから甘くて美味しかったりするんだけど。

先生たち:あーなるほど!それなら食べれるね!

こういった会話から、そうか!プレゼンでは、美味しさを伝えなければいけないんだ!、と気づかせてくれるんですね。
そういう意味でリンクをさせて勉強していたというものは、自分の中であります。

 

なるほど!グアテマラの講師たちは、日本の文化を知らないことも多いので、素朴な疑問などが気づきにつながったんですね。この美味しさを説明で伝えるのは難易度が高いですね。スパニッシモの授業で講師へリクエストしていたことなどはありますか?

プレゼンの練習をお願いしていたのは2人で、LeylaとKarlaAguilar先生です。

Karla先生はすごく日本の文化に興味があって、日本に来られる前だったので、プレゼンしたことで何か質問をしてもらうなどをお願いしていました。
それにしっかり答えることができるかの練習ですね。

Leyla先生とは練習というよりは、文法の正確さや、うまく伝わっているかの確認をお願いしていました。人によって使い分けていたかと思います。

 

先ほど教材について少しお話がありましたが、学習で使用されていた教材はありますか?

はい、主に使用していた本は3つあります。
最初に見つけたのが、『スペイン語で伝える日本』という本です。伊藤通子さんという方が書いています。

これが主に土地に特化している本で、丁寧なスペイン語で書かれている印象があります。
例えば東照宮や家康の墓の説明など、このように説明するんだっていうので、とても役に立ちました。

 

次がスペイン語版のロンリープラネットのガイドブックです。
これは愛読書のように読んでいますが、レストランやお寺の情報などいろいろあります。

このガイドブックですと、日本人じゃない視点でどこだと感動するなどがわかり、これはプレゼンにも使えます。
日本では買えなかったので、Amazonで海外から取り寄せました。

 

次に、私は通訳案内士を英語も一緒に受けていたので英語の本ですが、『英語で話すための日本図解事典』を使いました。
日本文化について、スポーツや娯楽、テレビなどカテゴリーに分かれて説明が書かれています。
例えば酒樽は英語でなんというかなどです。それをスペイン語に直していました。

これらの本は何度も読み返すために、常に持ち歩いて暇があれば読んでいましたね。

 

本ではないですが、NHKWorldのスペイン語版もよく使っていた時期がありました。
NHKはどんなトピックを扱っているのかなどをみていました。こちらはスクリプトも出てるので動画と合わせて確認もできますね。

伊藤さんが学習に使用していた教材やサイトはこちらから
『スペイン語で伝える日本』
『Lonely Planet』
『英語で話すための日本図解事典』
NHK World

ありがとうございます。本や動画はスキマ時間にも読み返せますし、いつも持ち歩けるのは便利ですね。

自身にあった学習方法を見つけてみましょう!

いかがでしたでしょうか。

伊藤さんの学習方法を参考に、スパニッシモの授業もご利用いただけたら嬉しいです!

また上記の方法やその他にもご自身にあった学習方法があると思います。

 

目標達成にむけて、ぜひ様々な学習方法を試してみてください!

インタビュー記事の続きは、学習時間やモチベーション維持の秘訣を紹介しています。

ぜひ、ご一読ください!

【通訳案内士スペイン語試験合格した伊藤大輔さんへのインタビュー③】学習時間とモチベーション維持の秘訣とは?

 

また伊藤さんが通訳案内士を目指す経緯はこちらの記事で紹介しています。

【通訳案内士スペイン語試験合格した伊藤大輔さんへのインタビュー①】通訳案内士を目指したきっかけ

 

*伊藤さんを紹介している、その他のコンテンツはこちらから!

伊藤大輔さんのDELE B1を合格した際の対策を紹介している記事はこちら!

[DELE学習者必見!] 通訳案内士を目指し、スペイン語力向上のためDELE B1を受験して合格!毎日の学習と先生との疑問解消が合格に繋がる!(前編)

[DELE学習者必見!] 通訳案内士を目指し、スペイン語力向上のためDELE B1を受験して合格!毎日の学習と先生との疑問解消が合格に繋がる!(後編)

また2019年2月に行われたスパニッシモ スピーチコンテストにもご参加いただき、見事優秀賞を獲得しました!
伊藤大輔さんのスピーチは、こちらの動画にてご視聴いただけます。

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